一本化される基準調剤加算【2016年報酬改定】

今回の報酬改定では基準調剤加算も変わっています。集中率の規定がなくなっているんですね。

2016年3月29日更新

これまで

基準調剤加算1と2がありました。

基準調剤加算1、12点 基準調剤加算2、36点

これが今回の改定では一本化されました

ポイント

  • 調剤基本料1を算定している薬局のみ
  • 平日半日☓土日のどちらか開局
  • かかりつけ薬剤師指導料又はかかりつけ薬剤師包括管理料の施設基準の届け出
  • 集中率9割以上において後発医薬品の使用数量が3割以上
  • PMDAメディナビの登録
  • 患者のプライバシーに配慮した構造
  • 管理薬剤師の5年以上の薬局勤務経験、当該薬局に1年以上在籍
  • 品目1200品以上
これまで基準に必要だった集中率については無くなりました。

調剤基本料1を算定している薬局のみ

今回から調剤基本料は5つにわかれました。基準調剤加算をとるためにはこれまでと同様に基本料1を算定していないといけません。

平日半日☓  土日のどちらか開局

一定時間以上開局している基準として、通知において、「平日は1日8時間以上、土曜日又は日曜日のいずれかの曜日には一定時間以上開局し、かつ、週45時間以上開局していること

平日は一日8時間の開局している必要があります。土日休みでは基準加算は取れないということですね。

土日の一定以上については今のところまだ具体的な数字はありません。

後発医薬品の使用数量が3割以上

特定の保険医療機関にかかる処方箋による調剤の割合が9割を超える場合は後発医薬品の規格単位数量の割合が3割以上となりました。

今回はあまり厳しい数字ではありませんね。

PMDAメディナビの登録

医薬品医療機器情報配信サービス(PMDAメディナビ)への登録が必要となります。

患者のプライバシーに配慮した構造

仕切りだけではダメなのでしょうか?きちんとした小部屋になっていないといけないとなるとかなり大変ですね。

管理薬剤師の5年以上の薬局勤務経験、当該薬局に1年以上在籍

管理薬剤師は5年以上の薬局勤務経験があり、同一の保険薬局に週32時間以上勤務しているとともに、当該保険薬局に1年以上在籍していること

説明会では、かかりつけ薬剤師の6ヶ月以上の在籍は届出前に連続してと説明がありました。そこから考えると管理薬剤師も同様に直近1年以上の在籍が必要と言えますね。

管理薬剤師の勤務年数も調剤加算を獲得するために必要な要件となりました。残念なのがスキルがどれだけ低かろうが、勤務年数さえあればいいということです。

もちろん、スキルを客観的に一律に評価する術はないのはわかりますが、経験年数と反比例している薬剤師結構いるんですけどね。逆に若いのにしっかりしている人も多いのに。。。

非常に残念です。

在宅実績

在宅は前回同様実績が必要となります。ただし、年1回以上の実績で大丈夫です。

他の薬剤師のブログを見る
にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ