過活動膀胱(OAB)の薬剤一覧

今月のクレデンシャルに過活動膀胱について載っていたので内容をまとめてみます。

症状

過活動膀胱(OAB)は急におしっこがしたくなる、トイレを我慢するのが難しい、トイレに行く回数が増えるといった症状を過活動膀胱と言います。

原因

加齢が一番です。そのほか脳梗塞やパーキンソン病などの神経疾患により生じることもあります。

性差

男性

前立腺肥大症を伴うことが多いです。前立腺肥大症により尿が出にくくなり、尿意切迫感や頻尿といった過活動膀胱の症状が出ます。

女性

出産後や閉経後に骨盤底筋が脆弱化し、尿が漏れ安くなります。

行動療法

骨盤底筋訓練

膀胱訓練

薬物

抗コリン薬…推奨グレードA

薬品名 ベシケア ウリトス・ステーブラ バップフォー デトルシトール
一般名 コハク酸ソリフェナシン イミダフェナシン プロリベリン トルテロジン
規格 錠・OD;2.5mg、5mg 錠・OD錠;0.1mg 10mg、20mg 細粒2% カプセル;2、4mg
用法 1日1回 1日2回 1日1回食後
2回まで増量可能
1日1回
M3選択制 × ×
カルシウム拮抗作用 × × ×
禁忌 共通;尿閉、重篤な心疾患、重症無力症、閉塞隅角緑内障

副作用;口内乾燥・便秘注意・

尿閉のリスクあり。尿出が悪くなった、残尿感、頻尿がある場合は注意。

β3アドレナリン受容体作動薬 ベタニス…推奨グレードA

副作用;頻脈

前立腺肥大症→過活動膀胱

α1遮断薬

α1遮断薬は前立腺肥大症に過活動膀胱を合併しているケースに使われます。排尿をスムーズにすることで症状を改善します。それでも過活動膀胱の症状が残る場合には抗コリンやβ3作動薬の併用します。

α1だけでも4-5割は症状改善がみられます。

ザルティア(PDE5)

適応は前立腺肥大に伴う排尿障害だが、過活動膀胱にも効きます。血流の流れを良くするため、生活習慣病を合併している患者に適します。

排尿症状と蓄尿症状に対して、α1遮断薬とほぼ同等の効果と言われています。

薬がみえるvol.1

4896325494

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