プロマックに副作用「銅欠乏症」が追加

2016年11月22日にプロマックの添付文書に「銅欠乏症」の副作用が追記されました。

使用上の注意改訂情報

下記のように改定されます。

【医薬品名】ポラプレジンク

[副作用]の「重大な副作用」の項に

「銅欠乏症:本剤は亜鉛を含有するため、亜鉛により銅の吸収が阻害され銅欠乏症を起こすことがある。栄養状態不良の患者で銅欠乏に伴う汎血球減少や貧血が報告されているため、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。」

独立行政法人医薬品医療機器総合機構

プロマックには亜鉛が含まれている

プロマックには亜鉛が含まれています。プロマックの適応外として、亜鉛の補給として使われることがあります。

亜鉛が不足すると味覚障害や食欲低下、皮膚症状につながることがあります。僕自身も皮膚科の処方で亜鉛の補給のためプロマックが処方されていたり、味覚障害の患者さんにプロマックが処方されていたことを見たことがあります。

味覚障害については適応外ですが、保険診査上認められています。

亜鉛と銅のバランス

亜鉛と銅は10:1程度のバランスで体内に存在します。プロマックには亜鉛のみ含まれており銅は含まれていません。通常のサプリでは亜鉛だけでなく胴も一緒に配合されています。

ディアナチュラ亜鉛(60日)

B0039PV1ZQ

プロマックには1錠中に亜鉛を約17mgほど含みます。プロマックを1日2回服用すルト、亜鉛の摂取量は34mgほどになります。亜鉛のサプリよりもよっぽど多いですね。

銅欠乏症の症状

銅の間接的な働きにより、2価の鉄イオンは酸化され、3価の鉄イオン隣、血液中に運ばれます。銅の欠乏により、3価の鉄イオンになることができず、鉄欠乏性の貧血が生じます。

バランスの良い食事を

通常の食事ができていれば、プロマックを飲んでいても銅欠乏症になるおそれは少ないですが、食事量が少なかったり、栄養バランスの悪い食事をとっている場合は銅欠乏症につながる恐れがあります。

バランスの良い食事、特に銅が豊富な海産物や納豆などの豆類がオススメです。

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